佐渡島の夜の海に煌めくウミホタル

佐渡島の夜の海に煌めくウミホタル
伊藤ヨシユキ

伊藤ヨシユキ

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佐渡島
2019/6/27
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佐渡島では6月から9月ぐらいにかけてウミホタルが見れます。特に多く見られるのが7月~8月の海が暖かくなってきてからですが、生息地には条件があります。

基本的に佐渡島の海岸は岩場が多く、砂浜になっているのは湾内だけです。ウミホタルの生息条件としては、海が綺麗であること、砂地であること、淡水が混ざらない河口付近から離れていること、流れが穏やかなところに多く生息しています。

ウミホタルを捕まえると、こんな感じに青く光ります。この光っているのはウミホタルが出す基質ウミホタルルシフェリンと酵素ウミホタルルシフェラーゼで、酸素と結合すると青く光ります。手で触れると手がウミホタルの出す液体で青く光ります。

この光が思いの外明るくて、まるで青色発光ダイオードかのごとく光ります。あまり月明かりが無い新月の夜に見るとより一層綺麗に光って見えます。当然夜行性ですので、夜しか光っているのは見れません。

ウミホタルの大きさは1~3mmぐらいの動物性プランクトンで、顎脚綱(がくきゃくこう)、貝虫亜綱(かいちゅうあもく)、ミオドコパ上目、ミオドコピダ目、ウミホタル科ウミホタル属に属する甲殻類です。学名はVargula hilgendorfiiで、英語ではSea-fireflyといいます。透明な殻に包まれていて、隙間から足を出して泳いだり飛び跳ねたりします。

拡大するとこんな感じの生き物です。真ん中のオレンジ色のつぶつぶはウミホタルの卵で、黒いのが目です。

ウミホタルを採取して波打ち際にバラ撒くと、とっても綺麗な青い光の軌跡が撮影出来ます。長時間露光が出来るカメラだとより一層綺麗で幻想的な風景として撮影が出来ます。

佐渡島の地元の人もあまり知らないウミホタル。こんなに美しい光を放つ生き物が棲んでいる夜の海は、明かりも少ないので星空も綺麗に見えます。とはいえ、海ブヨなどもいる可能性もあるので、虫よけなども用意すると良いでしょう。

このウミホタルの見られる海岸は佐渡島の西に位置する真野湾(真野新町の海岸と佐和田窪田の海岸でよく見られます)です。今年からウミホタルを見るツアーも始まる予定ですので、ぜひウミホタルを見に佐渡島にお越しください!

 

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